カピス貝のお話
capiz shell
カピス貝(capiz shell)とは
カピス貝とは、インドネシアやフィリピンなど東南アジアで採集される薄い半透明の貝殻が特徴の二枚貝。
フィリピン中部の西ヴィサヤ地方に属するカピス州が名前の由来とされています。
カピス貝は光を通して輝きを放つ透明感のある素材のため、ランプシェードやトレイ、キャンドルホルダーなどによく使われます。
和名を「窓貝」
元来、カピスシェルはその光を通す特質上、フィリピンや中国では窓の灯り取りとして格子状の窓に使われていました。
その為、日本では窓貝(マドガイ)とも呼ばれています。
製品までの工程はカピス貝は、手のひら大のホタテ貝を薄く平らにした形をしています。
海の貝で汚れていますので、水で綺麗に洗い丁寧に磨いた後、漂白して柔らかくます。
それをローラーでならし、薄くして貝をつなげ、板状になったものをランプやトレイなどに加工していきます。薄くて割れやすいので全て手作業で行われます。
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